【その2】
翌日。
朝起きると8時。いつもならすでに電車に乗って会社に向かっているころですが、今日はお休みを取っていることもあって、一人高松で起きました。
身支度を整えて、一度ホテルを出ます。というのも朝ごはんを食べに、近所にある有名うどん店である『丸川製麺』というお店に向かいました。ホテルを出て5分ほどのところです。
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=202
香川のうどんの特徴的なところは、製麺所という、通常ならば麺を作るだけの専門店が商品としてうどんを提供しているということです。ここもその製麺所系のうどん店です。
とはいえ、室内は普通の店舗のようでした。が、のれんはかかっているものの、室内は荷物だらけ。もしかするとお店をやっていないのか?と思い、お店の方(高年齢な女性でした)に聞いてみたところ、ごく普通に開店しているとのこと。ちょうど荷物(てんぷら類)の仕入れ時刻にあたっていたということで、室内が雑然としていたようです。
ここではごく普通にかけうどんを頼みました。
本当はタコの天ぷらが有名なようですが、さすがの私も朝一番から天ぷらを食べようという気持ちにはなりませんでした。
しばらく待ってから出てきたうどんは、昨日の黒田屋よりやや固めの、適度なおいしさを感じさせる味でした。ある意味、うどんの完成系がここにはあるという印象です。
とにかくうまい!ダシは煮干味で、昆布をきかせる関西風よりも淡白かつ海の存在を感じさせる味ではありますが、それがまたうどんとの相性が抜群!5分ほどでペロリと平らげてしまいました。
さて、そのままホテルへと戻り、帰り支度です。
香川からは飛行機が使えるとよかったのですが、帰りのチケットの関係で香川から岡山へ特急電車で移動後、岡山から新幹線で新横浜に向かうということになっていました。都合7時間半程度かかるということで、朝9時過ぎではありましたが、ホテルを出ました。
9時過ぎという気持ちよい時間、昨日までのどんよりした天気とは異なり、抜けるような青空の元、会社の皆は今頃仕事しているだろうなあ…と考えながら、しばらく高松の町を散策して駅に向かいました。
途中土産物屋にでも寄ろうと考えたのですが、さすがに朝ということもあり、またあまり観光では盛んな町ではないということもあって、土産物屋はほとんど開店していませんでした。残念。
駅に着くと、早速土産を買い込みました。うどんに地酒、果てはなぜか高知名物の鰹節まで大量に買い込みました。
ちょっと散財しすぎたかな?と考えながら、駅構内へ。実はここで最後に入ろうと考えていたうどん店があるのです。あの有名な『連絡船うどん』です。
元々は宇高連絡船の船内で販売されていたうどんなのですが、瀬戸大橋の開通とともに連絡船が廃止されてから高松駅構内で店を開いているのです。
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=579
ここで食べたのは『温ぶっかけうどんの野菜天ぷらのせ』でした。うまいといえばうまいのですが、ぶっかけにするには麺が柔らか過ぎの印象を受けました。実はこのお店、肉入りかけうどんが名物だったそうですが、私の確認ミスから別のものを注文してしまったのです。
ここのうどんはどちらかというと柔らかめ。そのためぶっかけ系よりもかけうどん状態のほうがおいしく感じられるはずだったのですが、そのあたりもリサーチ不足で誤ってしまいました。残念。
その後特急電車に乗り、岡山へと向かいました。
岡山には昼前に到着。ここでも土産物を買った後、新幹線で新横浜へ向かいました。
岡山の駅で購入した『さわら寿司』を車内で食したのですが、これまた絶品。さわら(鰆と書く)ってなんてうまいんだろうと思いながら、至福の時間を味わいました。岡山の人が鰆を愛する気持ちもよくわかります。
新幹線に揺られて3時間。その後乗り換えて1時間半ほどかかって、午後5時前にようやくなつかしの我が家へ戻ってきました。
今回感じたのですが、うどんという食べ物は奥が深く、また食べ飽きるということがありませんでした。結局4食分ほど食しましたが、まだまだ食べられるという感じです。一日2食がうどんでもよいかなと思えるくらいでした。
単にわたしがうどん好きなためか、はたまたうどんそのものが飽きを感じさせない食べ物なのかはわかりませんが、これからもうどんを愛し続けていきたいと思います。
(完)
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